フリーランスは会社員と違い、自分が頑張れば頑張るほど稼ぐことのできる職種です。フリーランスの年収は実績や契約の大きさで大幅に変わりますが大体の平均は約700万円くらいだといわれています。

 また、職種によって年収が大幅に変わってきますので、自分のスキルに合わせてフリーランスで稼がれることをおすすめします。 

フリーランスエンジニアの有名職種別年収

 フリーランスエンジニアで有名な6種の職種別に年収をご紹介していきます。会社員で働いていたときのスキルも十二分に発揮できる職種もありますので、今からスキルを磨いておくことも大切になってきます。

プログラマー

 代表的なフリーランスエンジニアはプログラマーです。プログラマーの平均年収は約600万くらいです。プログラマーはシステム開発において仕様書と呼ばれるものからプログラミングを作業するエンジニアです。

 プログラマーは自分の能力次第では高い年収を見込むことができる一方、100万程度の副業としても稼働することができます。最初のフリーランスになる足がかりとしてはとても魅力的なエンジニアです。

 

システムエンジニア

 システムエンジニアのフリーランスも人気の高い職種です。平均年収は約850万円程度です。月収換算すると70万円程度がフリーで活躍するシステムエンジニアが多いです。

 会社員のシステムエンジニアの年収が約600万円程度でありますので、年数や役職で年収は前後しますが、フリーで活躍しているシステムエンジニアの方が稼げる金額が高いです。

 

データベースエンジニア

 フリーで働くデータベースエンジニアの平均年収は約500万程度です。会社員のデータベースエンジニアの平均年収は450万円程度なので、データベースエンジニアもフリーで働く方が稼げます。

 データベースエンジニアの職種は、資格の有無によって高額案件を受注できる可能性や常駐先を見つけやすい傾向にあります。汎用的なデータベースに関するスキルと、データベースで使用される製品の知識を幅広く持っているフリーランスの人ほど、年収アップを狙いやすいです。

ネットワークエンジニア

 フリーで働くネットワークエンジニアの平均年収は650万円程度であると言われています。ネットワークエンジニアは常駐案件が多く存在し、そこに長期の案件が多数あることにより、実力やスキルに合わせて仕事を選ぶことができます。

 ネットワークエンジニアは長期の案件が多くあることにより、フリーランスになっても安定的な収入を得られることもメリットの1つです。自分磨きをしっかりと頑張りましょう。

Webエンジニア

 フリーとしてWebエンジニアの平均年収は600万程度です。さまざまなWebシステムが登場してきた昨今、Webエンジニアとしての仕事は非常に需要とニーズが高まってきました。

 需要とニーズが高まってきたことにより、人材不足が起きている現場も多く存在し、フリーランスになって働きだしても働き口には困らない職種であると言えます。

制御・組み込みエンジニア

 制御・組み込みエンジニアという職種も存在します。フリーになった場合の平均年収は600万程度だと言われています。

 取り扱い言語によって年収が大幅に変わってくる職種となっていますので、多くの言語を扱うことのできるフリーランスの方が有利で、年収をあげることができます。

 制御・組み込みエンジニアは仕事がとても多いです。そのため、若手のエンジニアがとても少なく、年々エンジニアが減っていっていることが現状です。

 開発で使われる言語を扱う部署では人材不足もおきているので、やや経験やスキルに不安があっても挑戦しやすい職種であります。

テストエンジニア

 フリーのテストエンジニアの平均年収は450万円程度と言われています。ただし、テストエンジニアに限っては現場で求められるスキルや仕事の内容で大幅に変わるため200万円くらいしか稼げていないひとや1000万円近く稼いでいるエンジニアも存在します。

 そして、テストエンジニアはシステムエンジニアを兼任していることが多数存在します。テストエンジニア専門ではなく、システムエンジニアと兼用になっているため自然と平均年収も高くなってきます。

 また、フリーとしてテストエンジニアとして仕事したい人は外資系の企業や海外の企業で仕事をした方が、平均年収が高くなることが多いです。

フリーランスエンジニアが年収を上げるコツ5選

 フリーランスエンジニアで年収をあげるとなると様々な工夫や知識・スキルが必要となってきます。そこで、フリーランスエンジニアの年収をあげるコツをご紹介します。

新しい知識を常に学ぶ意識をつける

 フリーランスになった場合は、常に新しい知識を学ぶことが大切です。エンジニアは常にスキルが変化していくことが当たり前の世界だからです。

 仕事をもらうクライアントの要求に応えられなければフリーのエンジニアとして年収をあげることも難しくなってきます。常に新しい知識を学ぶことが年収アップに繋がる一歩であると言えます。

仕事の交渉を積極的におこなう

 フリーランスのエンジニアとなれば、仕事も自分で取ってこないといけません。そのため仕事の交渉や営業を積極的におこなうことも大切になってきます。

 そこで、営業のスキルがとても重要になってきます。エンジニアとしてトップクラスのスキルがあったとしても、仕事がなければ宝の持ち腐れとなってしまいます。

 常に、自分の力を最大限発揮できるためには仕事を受けることが必須であり、そのためには営業スキルはなくてはならないスキルとなります。

人脈を広げる

 人脈を広げることもフリーで仕事をすることにおいては欠かせないことです。人脈を広げることで、仕事をもらえる幅が増え、年収も上がっていく可能性があります。

 フリーランスエンジニアになり、人脈を増やして仕事を獲得しているエンジニアもとても多くいるので、仕事を獲得し年収をあげるためには必要なことの一つであると言えます。

仕事を得ることができるよう自分で努力する

 フリーランスエンジニアは自分のスキルで仕事を受注していきます。そのため、仕事を得られるように自分で努力する必要があります。自分で意識してできるスキルを更新、見直していかなければクライアントのニーズにも応えることが難しくなってきます。

 毎日営業する、毎日学習を怠らないなど自分磨きに努力し、年収アップを狙いましょう。

信頼関係を築き上げる

 クライアントとの信頼関係を築き上げる事も年収アップに大きく直結する大事なポイントです。信頼関係を築くことで、安定して仕事を発注してくれる可能性が上がるためです。

 フリーランスエンジニアにとって依頼主がいなければ仕事をすることができません。期限を守るであったり、報連相がしっかりできるなど、当たり前のことを当たり前にし、小さなことの積み重ねで信頼を獲得できます。

まとめ

 フリーランスエンジニアとして働く場合、職種によって大きく平均年収が変わってきます。年収をあげるコツは、営業力とスキルを磨くことが最優先となってきます。毎日学習をして、できることを増やし、年収をあげれるように日々努力していきましょう。