エンジニアとしてフリーランスで活躍するため、安定的に仕事を獲得したいとお考えではありませんか?

エージェントを活用することで仕事を継続的に受注できたり、得意とする案件を獲得しやすくなるなどのメリットがあり、一方で人によってデメリットと感じることが発生します。

今回はフリーランスエンジニアとしてエージェントを使った場合のメリット、デメリットを整理し、エージェント以外の活動方法もお伝えしていきます。

【目次】

◯フリーランスエンジニアが仕事を獲得する方法

◯エージェントを活用する

◯エージェントを活用するメリット・デメリット

-エージェントを活用するメリット

-エージェントを活用するデメリット

◯エージェント以外で仕事を取る方法

-クラウドソーシングサービスの活用

-知人の紹介

◯まとめ

フリーランスエンジニアが仕事を獲得する方法

『将来的に独立を検討している』『独立したものの思ったように仕事が採れずに悩んでいる』など、今後フリーランスになりたい方や早く案件を獲得したいフリーランスエンジニアの方にとって自分に合った最適な仕事獲得を見つけるために、これからの内容を是非参考にしてください。

エージェントを活用する

エージェントは上手く活用すれば強い味方になり得ます。

ここでいうエージェントはフリーランスエンジニアにそれぞれ個々のスキル、希望する条件をヒアリングし案件を紹介することを主にサービスを提供しています。

フリーランスで仕事をしていると、ハードルとなるのは案件を自分の力で獲得したり、クライアントとのやりとり、契約について全て自分で行わなくてはなりません。本来のエンジニアとしての作業にコミットするためにはエージェントについてはぜひ検討すべきでょう。

エージェントを活用するメリット・デメリット

使い方次第では自分の適性に応じてクライアントを紹介してもらい実績に繋げることができますが、よく理解しないままエージェントを利用すると、イメージと違ったり、トラブルになったりとギャップが生じては元も子もありません。エージェントを有効活用するためにメリット・デメリットについてよく理解しておきましょう。

エージェントを活用するメリット

仕事の選択肢が広がる

エージェントはエンジニアから面談やヒアリングを行い、個々のスキル(分野、言語、環境)や開発フェーズといったことから適切な案件を紹介してくれます。

他にも相談した際、希望する働き方を考慮してもらえたり、通勤しやすい常駐先なのか、稼働ペースといった細やかな部分まで考慮してもらえるのが特徴です。

紹介してもらった案件は自分の力だけでは営業できなかったような企業であったり、条件に合致しなければ紹介してもらっても断ることもでき、理想とする案件や働き方を叶える手助けをしてもらえます。

受注を安定させやすい

フリーランスは自由度が高いことが魅力ではあります。ただ、自力だけで案件を探して受注しているだけだと、仕事にコミットしながら、次の案件獲得を模索するのは安易ではありません。常に新しい案件が舞い込んできたり、複数のクライアントを抱えていれば安心ですが、現実はそうもいかないでしょう。

受注している仕事を終えてから次にスタートできる案件を上手く繋ぐ役割をエージェントが担ってくれる訳です。空白の期間が空かないようにエージェントに動いてもらい受注を安定させられるのも大きなポイントです。

高額報酬も可能

フリーランスになった理由として、これまでの環境から新しい挑戦をしたいと考えている人は勿論のこと、高額報酬を得たいと収入アップに期待する人も多いのではないでしょうか。

エージェントであれば個人で獲得が難しい非公開案件や高額報酬が狙える大手クライアントの契約も夢ではありません。案件紹介だけでなく、受注単価が30万前後上がることもあります。

営業活動を任せられる

エンジニアとして十分な実力をもっていても、案件獲得のための営業を不得手とするケースも多くあります。

フリーランスとして仕事を獲得するためには、営業に必要なコミュニケーションスキルは欠かせません。

エージェントを通して営業活動を依頼することができれば、自身は仕事に集中することができます。実績、スキルなどが不足していたとしても、エージェントが今の条件でマッチするクライアントや案件を探してくれるため、フリーランスで働く上での不安を軽減できます。

職務経歴書や面接までのクライアントとのやりとり、その後の手続きから報酬の交渉まで様々なバックアップ体制があります。

細かい事務手続きのサポートがある

最初に交わす契約書だけでなくエージェントを通すと様々な事務手続きを代行してもらえたりとサポートが手厚いこともメリットです。

クライアントに提出する書類についてもエージェントがフォーマットを用意してくれ、それをもとに稼働報告ができます。

報酬についてもクライアントと直接やりとりしてトラブルになることも避けられ、フリーランスとしてスタートしたばかりの人にとっては特に安心感を得られるサービスです。

個別コンサルを受けられる

フリーランスで働くようになると、当然のことながら会社員のように自身のキャリアやスキルについて上司に相談できるような機会はなくなります。エージェントであれば、担当者から客観的な視点で、現状の市場価値や伸ばすべきスキルや領域についてアドバイスを貰えたり、ひとりで活動していては見えなかった景色を知ることができます。

エージェントを活用するデメリット

若年層向けの案件が多い

全てではありませんが、エージェントを通して獲得できる案件は20代〜30代の比較的若年層向けのものが多い傾向にあります。

クライアントとしては、若くて実績も積んできた人と契約したいと考えており、40代以上になると年齢が上がれば上がるほど需要は減っているのが現実です。40代を境目としてそれ以上の年齢であれば過去の実績など、クライアントから魅力的と感じる特別なスキルが必要と考えてください。

マージンとして手数料が必要になる

個別相談、案件獲得から事務手続きのサポートと手厚いサービスをエージェントから受けられる代わりに、自身で営業をかけて案件獲得するのに比べて中間マージンはどうしても必要になります。

自分の力だけでは獲ることのできない案件であったり、手元に入る報酬がマージンを差し引いても納得のいくものであれば、必要コストと考えられるべきですが、許容範囲なのか依頼する前に比較することが大切です。

クライアントに常駐する案件が多い

昨今、在宅ワークが可能な案件も増えつつありますが、殆どのケースではクライアントのオフィスで常駐し稼働することが多数です。

自由な働き方を求めて入ってみたものの、案件が終わるごとに別のオフィスへ通うことになります。

エージェント以外で仕事を取る方法

独立したばかりの時は、エージェントを通した案件獲得が安心して任せられるかもしれませんが、その他の方法と比較しながら検討するのがオススメです。

クラウドソーシングサービスの活用

クラウドソーシングで稼いでいる人は数多くいます。

フリーランスエンジニアとして活用するなら、スキルアップをしながら案件に向き合い、実績を積む場としては良いでしょう。

クラウドソーシングの特徴として、仕事自体は募集が絶えずあります。案件を見つけること自体は簡単ですが、一定以上のスキルがなければ低単価な報酬になりやすい傾向にあり、その代わり自分が伸ばしたい新たなスキル獲得に繋げ、自身のエンジニアとしての成長には有効です。

知人の紹介

これまで会社員時代にエンジニアとして活動していた場合、その時の繋がりなどを通じて仕事を任せてもらえるケースもあります。

フリーランスになった際に、知人らに独立したことを伝えて紹介してもらったり、知人自身がエンジニアを探していることもあるでしょう。

互いに一定の安心感がある一方、単価交渉など面と向かって言いにくいことも出てきますので、納得の上で契約を結びましょう。

まとめ

今の時代フリーランスは珍しいことはなく、特にIT業界では独立する人が年々増えています。フリーランスエンジニアを支えるエージェントが数多く存在するのはそれだけニーズが高まっているからでしょう。

エージェントは会社によっても特色があるため、自分の強みを活かして活動してもらえるように、より良いエージェントを見極めることが大切です。