2 フリーランスエンジニアについて興味はあるものの、その実態はどうなっているのか分からなかったり、どんな仕事をするのか疑問に思っていませんか？
フリーランスエンジニアになれば稼げるのか？収入はどのくらいなのか？今回は会社員エンジニアと比較してフリーランスエンジニアの魅力を探り、それぞれのメリット・デメリットについてみていきましょう。
今回の記事をぜひ参考にしてください。
【目次】
◯フリーランスエンジニアの実態とは？仕事内容とは
-プログラマー
-システムエンジニア
-データベースエンジニア
-ネットワークエンジニア
-Webエンジニア
-組込み・IoTエンジニア
-プロジェクトマネージャー
◯フリーランスエンジニアの収入
-職種ごとの収入</h3>
◯フリーランスエンジニアの魅力とは！メリット・デメリット
-メリット
-デメリット
◯会社員エンジニアのメリット・デメリット
-メリット
-デメリット
◯まとめ
<h2>フリーランスエンジニアの実態とは？仕事内容とは</h2>
昨今ニーズが高まっているITエンジニアは専門知識をもち、コンピューターシステムの設計・構築する仕事を担っています。
ITエンジニアといっても多様な職種が存在しており、システムエンジニア・プログラマー・ネットワークエンジニア・サーバーエンジニアなど、それぞれ仕事は違いますが各分野の専門家といえます。
ここからはエンジニアの中でもそれぞれの分野ごとに、どのような仕事をしているのか紹介していきます。
プログラマー
プログラマーとはプログラミング言語を用いてコンピュータープログラムを組み、システム・ソフトウエアを開発する人のことです。
ひと昔前ならプログラマーが活躍するのは、大きなプロジェクトのコンピューターシステムなどを手掛ける場面でした。現在は必要とされる場所が生活に密着した所にまで及んでいます。
スマホやタブレットが普及してアプリケーションの需要が高まったこと、家電製品にlotシステムが広がり生活の中でインターネットとモノを繋いで活用するシーンが増えました。そのため、家電関連のソフトウェア開発でもプログラマーは必要とされています。
システムエンジニア
『SE』とはシステムエンジニアのことで、よく耳にすることがあるでしょう。
システムエンジニアはソフトウェアの開発の上流工程部分(要求分析・要件定義、基本設計、詳細設計、テストなど)を担っています。具体的にはクライアントの要望をもとに仕様を決め、情報システムの開発をするためのざっくりとした設計を行います。
求められるのはマネジメント業務(人員や予算の管理、進捗状況の把握など)にも及び重視されている仕事内容です。
データベースエンジニア
クライアントの情報システムを扱う職種がデータベースエンジニアです。
詳しく説明するとデータベースエンジニアはデータベース開発と設計、又は運用と管理を行います。IT化が進む中でエンジニアの中でもデータベースに特化した人材は少ないためニーズが高い存在なのです。
クライアントが必要な情報をデータ活用するために、出し入れして扱えるようにシステムを構築し運用できるようにしなければなりません。
ネットワークエンジニア
PC・OA機器とデータ共有するためネットワークの設計や構築をすることがネットワークエンジニアの仕事です。インフラエンジニアとも呼ばれ情報処理技術を専門に取り扱います。その技術はコンピューターネットワークの構築をするための基盤になるもので、トラブル発生を未然に防ぐためのセキュリティやサーバーについての知識を得てネットワークの監視を行ったりもします。
Webエンジニア
ITシステムやアプリケーションの設計・開発、プログラミングを行うのが一般的なWebエンジニアです。
クライアントの希望によってはシステムの企画・設計・サーバーを選びデザイン〜マーケティングまで全てを担当する場合もあります。
インターネットがあらゆる人々に使われる昨今はWebエンジニアの仕事に支えられているといっても過言ではありません。
組み込み・IoTエンジニア
組み込みシステムとは、家電や機械工場のセンサーなどに組み込まれたマイコン(コンピューター)を制御しているシステムのことを指し、組み込みエンジニアはこれらを取り扱います。
パソコン上のシステムと異なる点は、リソースであるCPUやメモリは多くないため、プログラミングはコンパクトさを大切にしています。
現代ではlot技術が注目されて、家電をメインとした製品が増えており組み込み・lotエンジニアのニーズは高まっているでしょう。
プロジェクトマネージャー
プロジェクトを成功させるためにプロジェクトマネージャーはシステムの構造・機能によって適切な予算やスケジュール、開発メンバーを決めチームを取りまとめていきます。プロジェクトの目標に向かって任務を遂行し、クライアントに納品します。その後の運用を考えたライフサイクルでプロジェクトを進めていくことをプロジェクトマネージャーは考えていかなければなりません。
フリーランスエンジニアの収入
フリーランスになると報酬設定も自分で全て決めたり、示された条件で仕事を引き受けるか決まってきます。
どの職種でも、スキルや経験で収入は変わりますが目安として参考にして下さい。
<h3>職種ごとの収入</h3>
【システムエンジニア】
平均年収 700万〜1000万
会社員の場合の平均年収 600万程度
【プログラマー】
平均年収 600万
会社員の場合の平均年収 500万前後
プログラミングのみだと年収100万前後の可能性あり
【ネットワークエンジニア】
平均年収 600万〜700万
【データベースエンジニア】
平均年収 500万〜600万
会社員の場合の平均年収 400〜600万
【Webエンジニア】
平均年収 500万〜700万
【組み込み・lotエンジニア】
平均年収 600万
担当する案件の言語によって前後する
【プロジェクトマネージャー】
平均年収 550万〜650万
基本的には会社員エンジニアの時よりも年収で100万ほど高くなる場合がほとんどです。
しっかりと技術をもち案件が獲得できるようであればフリーランスエンジニアの報酬は魅惑的といえるでしょう。
特に優れた技術があれば年収が1000万以上になるケースも珍しくありません。
フリーランスエンジニアの魅力とは！メリット・デメリット
フリーランスエンジニアはとても魅力的な仕事ですが、メリットだけでなく、デメリットも含めてバランスよく考えた上で検討していくことが大切です。前向きに考えていけるかメリット・デメリットを確認していきます。
メリット
フリーランスエンジニアのメリットは、会社から命令されるのではなく自らが仕事を選び報酬を得られるということがあげられます。
仕事の質だけでなくスケジュール管理も自分自身で行うため、仕事量の調整も行うことができます。
自身の得意とする分野の案件を選びスケジュールを見ながら仕事ができ、自由度が高いのはフリーランスならではです。
報酬については単価交渉をし、契約を結ぶ前に希望を伝え報酬アップすることも可能です。そのため会社員エンジニアよりも高い報酬が得やすいのが特徴といえます。
デメリット
メリットがある一方、フリーランスエンジニアとして活動する上でのデメリットも存在します。
フリーランスは仕事を常に自分で見つけてこなければなりません。新しい案件が直ぐ見つからない場合、保障もなく収入が安定しない可能性もあるでしょう。
仕事が見つからない期間ができた場合、無収入のリスクもがあったりします。クライアントから契約内容や報酬で揉めた場合も全て対応するのは自分で行うことになるでしょう。
会社員と大きく異なる点として、失業保険や社会保険など各種保険等を受けられなくなることです。病気で長期休暇をとっても会社員のように傷病手当金などもありません。
会社員エンジニアのメリット・デメリット
会社員エンジニアとして働いているとメリットよりもデメリットが目立つことの方が多いかもしれません。冷静に比較して最適な結論が導けるようにみていきましょう。
メリット
会社員エンジニアは、会社に所属してエンジニアとして働き、収入を一定以上保証されています。
会社の業績や各々の頑張りで賞与が変動したり、手当がついたりとプラス評価になることもあります。
会社員は社会保険に加入し、各種保険などの利用も可能です。大手企業であれば福利厚生に力を入れていたり会社員として様々なメリットが期待できます。
デメリット
会社から命令された仕事をこなさなくてはならない点、やりたくない仕事も実行するのが会社員エンジニアです。昇級や昇進できる時とそうではない時もあります。与えられたポジションや給与に納得いかない場合もあります。配属される部署についても希望通りになるとは限りません。直属の上司との間のストレスや、部下と馬が合わない時はストレスフルな環境といえます。
まとめ
ここまでフリーランスエンジニアの実態と仕事内容について見てきましたがいかがでしょうか。
フリーランスになるためには色々なリスクや仕事の方向性など自分の働き方も仕事に対する考え方も見直す時といえます。
エンジニアの職種についても吟味して是非最適な答えを導き出していきましょう。
