「フリーランスエンジニアって手取りでどのくらいもらえるの?」

フリーランスエンジニアを目指す上で、手取りはとっても気になりますよね。

ここでは、気になるフリーランスエンジニアの手取りのことをご紹介します!

手取りアップさせるコツも併せてご紹介!!

フリーランスエンジニアの手取りの仕組み

パソコンの作業をする男性の手

フリーランスエンジニアの手取りは、とっても幅が広いのが特徴です。

「年収1000万円!」なんて聞くと、とても魅力的な仕事だと思いますよね。

でも、意外にもフリーランスになってから以前に比べて手取りが減ってしまうケースも

あります。

ここでは、フリーランスエンジニアの手取りの仕組みを分かりやすくご紹介します。

仕組みを知っておくと、フリーランスでの働き方を考えるキッカケになりますね。

フリーランスエンジニアの仕事方法で手取りが違う

フリーランスエンジニアの働き方として、主に2タイプの働き方があります。

「常勤型フリーランスエンジニア」と、「請負型フリーランスエンジニア」です。

常勤型はクライアントと契約して、契約した会社に出勤して勤務する働き方です。

一方、請負型はクライアントと契約した後、特に出勤する必要がなく在宅で働くことが

できる働き方です。

この2つの仕事方法では、手取り額が異なる場合があります。

常勤型は、準委任契約をクライアントと結んで会社に出勤して働きます。

準委任契約とは、業務の一部を外部に発注する際に取り交わされる契約のことを言います。

契約期間内に、依頼された業務をしっかりと行うことで報酬を支払うという仕組みです。

準委任契約を結んでいるので、個人事業税の納付義務はありません。

また、その他の税金や保険にかかる金額は、収入の約20〜30%ほどとなっているよう

です。

請負型は、依頼されたものを納品するシステムです。

請負型の大きな特徴として、事務所得が年間290万円を超えると個人事務税の納付が

義務付けられます。

税金や保険にかかる金額は、常勤型同様、収入の約20〜30%ほどのようです。

常勤型と違う点は、案件内の契約制限以外は基本的には契約の制限がないので

幅広く仕事を請け負える点です。

案件の数を多く請け負うほど、収入もアップしますね。

フリーランスエンジニアの税金や保険のこと

フリーランスエンジニアは、税金や保険を自分で支払う必要があります。

どのような税金や保険の支払いがあるのかというと・・・

・所得税

・個人事務所税

・消費税

・住民税

・国民健康保険

・国民年金保険

・生命保険

などです。

所得税や住民税などは収入によって支払額が異なります。

また、個人事務所税は常勤型常勤型フリーランスエンジニアの場合は、支払い義務は

ありません。

このように、条件によっても支払う金額が異なります。

フリーランスエンジニアが手取りをアップさせるコツとは?

フリーランスエンジニアの場合、自分の働き方が手取りに直結します。

同じ働き方をしていては、手取りをアップさせることはできません。

手取りアップを目指すなら、もう一度、経費の見直しをしてみることがおススメです。

すぐに取り組めるものなので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

経費に計上できるものはない?

経費は、仕事に関わる出費を算出するものです。

経費として計上することで、課税対象となる所得を抑えることができます。

経費として計上できるものとして・・

・家賃の一部

・水道光熱費の一部

・通信費

・パソコンおよび周辺機器の購入費

・交通費

・交際費

・飲食代

などが挙げられます。

見落としがちなのが、請負型フリーランスエンジニアのケースです。

請負型フリーランスエンジニアの場合、自宅で仕事をする人も多いですよね。

この場合、家賃や水道光熱費の一部を経費として計上することができます。

また、常勤型フリーランスエンジニアの場合は、交通費や飲食代の他、出勤する際に

必要なスーツも経費として計上できるんですね。

このように、「えっ?いいの?」と思うようなものも、「仕事のために必要なもの」

なら経費として計上できるんですね。

控除制度を賢く利用する

手取り額を増やしたいなら、控除制度を賢く利用することもポイントです。

所得から差し引かれる控除を、最大限に活用することが手取り額を簡単に増やす

ことにつながります!

フリーランスエンジニアが利用できる控除制度は・・・

・青色申告特別控除

・国民年金基金

・経営セーフティ共済

・小規模企業共済

などです。

これらは、控除が受けられる条件が細かく定められています。

フリーランスを考えているなら、このような控除制度のことも頭に入れて

おくといいですね!

フリーランスエンジニアの手取りアップは売上アップも大切!

経費も見直して控除制度も最大限に活用したら、そこから手取り額が一定になって

しまった。

こんな時は、やっぱり売り上げを上げて手取り額をアップさせるのがいちばんです。

最終的には、あなたの経営の手腕が手取り額を左右します。

ここでは、フリーランスエンジニアの手取り額アップに不可欠な売上をアップさせる

コツをご紹介します!

最初はつまずいてしまうかもしれませんが、コツコツと諦めないことが大切!

頑張れば、あなたに手取り額アップという報酬をもたらしてくれます。

コツ①:取引先を増やそう!

まず、手取り額をアップさせるために必要なことは、クライアントとの取引を増やすこと

です。

クライアントとの取引が増えれば、その分手取り額アップに直結しますね。

また、手取り額アップのメリットの他にも実は、クライアントとの取引が増えることで

あなたにメリットがあります。

具体的には・・・

・クライアント側の確認作業中の待機時間も別のクライアントの仕事ができる

・ひとつの案件が終了しても無職にならずに済む

・さまざまな仕事内容を経験できる

・実績が確実に増やせる

などが挙げられます。

「待ち時間」ができてしまうのは、時間がもったいないですよね。

別の仕事も請け負っていれば、「空き時間」を作らずに済みますね。

このように、仕事を上手に取り入れることが手取り額アップにつながります。

数をこなせば、その分経験と実績も増えますね!

コツ②:営業力を磨こう!

フリーランスは、自分で仕事をつかみ取らなくてはいけません。

仕事をつかみ取れるかは、あなたの手腕にかかっています。

仕事をつかみ取れる人は、自分の良さや売りをきちんと理解している人が

多いんですね。

いかに自分の魅力をアピールできるかが重要なんですね。

また、コミュニケーション能力も大切なポイントです。

特に、請負型の場合は、ネット上のやり取りなどでクライアントとやり取りすることも

多いですよね。

顔が見えない分、コミュニケーションはより大切になりますね。

メッセージには早急に対応するなど、細やかな対応が後の仕事にも結びつきます。

「この人に仕事をお願いしたい!」と、クライアント側に思わせることが

ポイントですね!

コツ③:スキルアップ!

フリーランスに慣れてきたら、スキルアップを目指してみましょう!

スキルがあることは、あなたの強みにもなります。

スキルの幅が広がれば、対応できる案件の幅も広がります。

また、スキルが必要な案件は単価が高いものが多いので、手取り額アップにもなります!

フリーランスエンジニアとして働くなら、マネジメントスキルも身に付けたいスキルです。

マネジメントスキルを身に付けると、プロジェクトの上層工程で活躍できるチャンスが

あります!

プロジェクトひとつでも、置かれる立場によって収入に大きな差があります。

大幅な手取り額アップを目指すなら、ぜひスキルを磨いて上層工程で活躍できるように

なれると良いですよね!

まとめ

フリーランスエンジニアの手取り額は、立場やスキルによって大きく変わってきます。

経費の見直しや控除制度の活用は、今すぐ手取り額アップが期待できます!

あとは、あなたの魅力が大きな手取り額アップにつながります。

スキルを磨いたり、営業力を上げることがフリーランスエンジニアの手取り額を

アップさせるポイントとなりますね!

できることから今すぐ始めて、手取り額をアップさせてくださいね!