プロジェクトマネージャーに転職することにはメリットもあるため、目指してみてはいかがでしょうか。ここでは、プロダクトマネージャーに転職するための方法などを紹介していきます。

プロジェクトマネージャーに転職する方法

プロダクトマネージャーに転職したくてもどうすれば良いのか分からない場合も多いのではないでしょうか。普通に転職活動をしていてもプロダクトマネージャーに転職できる可能性はありますが、効率が悪い可能性もあります。転職期間が長ければそれだけ収入のない期間が長引いてしまったり、履歴書にも悪いイメージが持たれやすくなってしまいます。そのため、次に紹介するポイントを把握して転職活動を開始するようにしましょう。

エンジニアとして実績を積む

転職活動をする際にも順序があり、順序通りすることで理想としている職種に就くことができやすくなります。そのため、プロジェクトマネージャーに転職したいのであれば、まずはエンジニアとして働き実績を積むようにしましょう。プロジェクトマネージャーはエンジニア関係の仕事の中でも上の役職であるため、いきなりプロジェクトマネージャーに転職することは無理といっても過言ではありません。

上の役職で働いている人も必ず下積み生活を送っているため、エンジニアとして働く必要があります。また、プロジェクトマネージャーの仕事にはエンジニアとしての知識やスキルも必要になるため、エンジニアとして働くことは決して無駄になりません。

プロジェクトリーダーとして経験を積む

エンジニアとして実績を積むことができた場合、次にプロジェクトマネージャーを目指すのではなく、プロジェクトリーダーに昇進するようにしましょう。プロジェクトリーダーは中間管理職のような役職であり、ある部署の責任者でもあります。エンジニアの仕事内容とプロジェクトマネージャーの仕事内容は大きく異なるため、いきなりエンジニアからプロジェクトマネージャーになってしまうと失敗してしまいやすいです。

そこでプロジェクトマネージャーの仕事内容に近いプロジェクトリーダーとして働くことでプロジェクトマネージャーに求められるスキルなどを培うことができます。

資格を取得する

プロジェクトマネージャーに転職したいのであれば、資格を取得しておくことをおすすめします。必ず資格が無ければプロジェクトマネージャーに転職できないというわけではありませんが、資格があれば、転職活動を有利に進めることができます。プロジェクトマネージャーに関係のある資格はプロジェクトマネージャー試験やPMP試験です。これらの資格があれば、プロジェクトマネージャーとして充分に仕事ができるという証拠になります。

しかし、簡単に取得できる資格ではなく、合格率は20%と決して高いわけではありません。また、好きなタイミングで受験できるわけではないので、試験日を把握して早い段階から試験勉強をする必要があります。

プロジェクトマネージャーに転職することのメリット

プロジェクトマネージャーに転職することはどのようなメリットがあるのか気になる人もいるのではないでしょうか。次に、プロジェクトマネージャーに転職することのメリットを紹介します。

年収を高めることができる

プロジェクトマネージャーに転職することで年収を高めることが期待できます。プロジェクトマネージャーはエンジニア業界でも上の立場の役職であるため、エンジニアと比べても年収が高いです。それだけ責任のある仕事も多いですが、人によってはやりがいに感じることもできるのではないでしょうか。プロジェクトマネージャーの年収は平均で650万円前後と言われています。

プロジェクトマネージャーになるためには実績や経験を積む必要があるため、早くても30代や40代で任されることが多いです。40代の平均年収は500万円前後と言われているため、40代でプロジェクトマネージャーになれれば他の40代の人と比べても年収が高い可能性があります。ちなみにエンジニアの平均年収は550万円前後と言われているので、エンジニアからプロジェクトマネージャーに昇格できれば年収を100万円増やすことが期待できます。

人脈を広げることができる

プロジェクトマネージャーに転職できれば、人脈を広げることができます。その理由はクライアントと話し合いをする機会が多かったり、プロジェクトメンバーなどを決める仕事があるため、必然的に多くの人と触れ合うからです。人脈が広がれば、相談に乗ってもらうことができたり、転職先の情報などを事前に入手することも期待できます。また、もし将来独立しようと考えている人も人脈が広がることは大きな武器となります。

独立することができやすくなる

上記でも一部紹介しましたが、プロジェクトマネージャーとして転職することができれば、独立することも夢ではありません。プロジェクトマネージャーはエンジニアとしても実績を積んでいる場合も多く、仕事をもらうことができれば、一人でマネジメントをしてシステムを組み立てることも可能です。しかし、規模が大きいプロジェクトは一人で全て作業することができないので、一緒に仕事をしてくれる人を探さなければなりません。しかし、人脈が広ければ人員を集めやすくなります。

プロジェクトマネージャーに転職するデメリット

上記ではプロジェクトマネージャーに転職するメリットを紹介しましたが、場合によってはデメリットになってしまうこともあります。そのため、プロジェクトマネージャーに転職しようとしているのであれば、デメリットにも注目してから転職するかを決めるようにしましょう。

性格によって向かない場合もある

プロジェクトマネージャーは人によって向き不向きがある役職です。そのため、性格によってはプロジェクトマネージャーに転職するよりもエンジニアとして作業をしているほうが合っている場合もあります。基本的にプロジェクトマネージャーはエンジニア関係の仕事ではありますが、マネジメント要素が強いため、エンジニア時代と同じように働くことができると思うと痛い目にあってしまいやすいです。

仕事内容が大きく変わる

プロジェクトマネージャーの仕事とエンジニアの仕事は大きく違います。エンジニアはプログラムを作成する仕事をすることがほとんどですが、プロジェクトマネージャーの仕事は顧客と話し合いをしたり、予算やスケジュールなどを決めなければなりません。仕事内容が大きく変わることを望まない人もいるため、そのような人はエンジニアからプロジェクトマネージャーに転職してしまうとストレスに感じてしまったり、エンジニアに戻りたい気持ちが出やすいです。

まとめ

プロジェクトマネージャーに転職したいのであれば、早い段階から転職活動をするようにしましょう。過去にプロジェクトマネージャーとして活躍していた経歴があれば、転職に成功しやすくなりますが、プロジェクトマネージャーとしての経験が無ければ、ほぼ不採用になってしまいます。

そのため、プロジェクトマネージャーに転職したいのであれば、プロジェクトマネージャーを目指すようにしたり、エンジニア時代からプロジェクトマネージャーになるための行動をすることをおすすめします。