エンジニアとして働く方法に正社員以外にもバイトという選択肢もあります。次に、エンジニアのバイトとして働くメリットやデメリットなどを紹介するので参考にしましょう。

エンジニアでバイトをすることのメリット

エンジニアでバイトをするメリットはいくつかあり、正社員として働くよりも人によっては働きやすくなる場合もあります。そのため、エンジニアの仕事をしたいのであれば、まずはバイトか正社員かどちらで働くかを決めるようにしましょう。次に、エンジニアのバイトをするメリットを紹介します。

エンジニアのスキルや知識を身に付けることができる

エンジニアのバイトをすることでスキルや知識を身に付けることが期待できます。知識やスキルが身に付いていれば、正社員として採用される可能性が高まり、就職活動をする際に有利にもなれます。そのため、未経験からエンジニアとして活躍したいのであれば、いきなり正社員としてではなく、バイトとして働くことをおすすめします。もちろん、エンジニアのバイトをする前からある程度の知識が無ければ採用されない場合もあるので、注意しましょう。

実績を積むことができる

エンジニアのバイトをすることができれば、実績を積むことができます。実績があれば、働き口が見つかりやすくなったり、キャリアアップすることも夢ではありません。エンジニアの上の職種にはシステムエンジニアやプロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーなどの職業もあります。キャリアアップすることができれば、自分にも自信を持つことができたり、年収を高めることも可能です。

ただし、実績を積みキャリアアップをすることには注意点もあり、仕事内容が大きく変わってしまう可能性があることです。例えば、エンジニアとプロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーの仕事は大きく違うため、人によってはやりがいを見出せなくなってしまうこともあります。

残業や休日出勤のリスクが少ない

エンジニアは残業や休日出勤が他の職業と比べると多くなりやすい特徴があります。その理由は急にプロジェクトが変更されてしまうことが多かったり、納品期限が短いからです。これらの理由から残業や休日出勤が多くなりやすく、負担もかかりやすいです。しかし、残業や休日出勤が多いのは正社員として働いているエンジニアであり、バイトのエンジニアは残業など命じられることは少なくなっています。

残業が多いことは離職する原因にもなるため、無理をしたくないのであれば、バイトの雇用形態の方がストレスなく働くことができる可能性があります。

資格を取得するための準備ができる

正社員として働きながら資格を取得する準備はできますが、なかなか合格できないとプレッシャーに感じてしまいやすいです。しかし、バイトであれば資格を求められない場合もあり、プレッシャーを感じずに自分のペースで勉強をすることができます。エンジニア関係の資格は合格率が低く、難易度も高いため、入念に準備をすることをおすすめします。

自宅でも働ける場合もある

エンジニアの仕事はリモートでもできる場合があり、自宅で働けることもあります。リモートでの仕事を全ての企業が採用しているわけではありませんが、一部の企業では採用されている場合もあります。そのため、自宅でエンジニアとして働きたいのであれば、正社員よりもバイトや派遣としての方が採用される可能性があるのではないでしょうか。

エンジニアのバイトをするデメリット

エンジニアのバイトをすることにはメリットだけではなく、デメリットもあります。そのため、人によってはバイトではなく、正社員として働いた場合が良い場合もあります。次に、エンジニアのバイトをするデメリットを紹介します。

大きな仕事は任されない

バイトでは大きな仕事を任されない場合が多く、基本的な作業のみを任される場合が多いです。その理由はバイトにはそこまでエンジニアとしてスキルが身についていないと判断されてしまいやすいからです。そのため、バイトとして働いている期間が長く、それなりにスキルや知識が身についていても任される仕事は基本的なものになる場合が多く、やりがいを見出すことができにくくなってしまいます。

そのため、キャリアアップを目指しているのであれば、バイトとして長く働くのではなく、ある程度知識やスキルが身に付いたのであれば、正社員として働くように行動してはいかがでしょうか。

雇用条件が悪い

バイトは正社員と比べて雇用条件が悪い傾向があります。給与の額だけではなく、その他の待遇にも違いが出てしまいやすいです。場合によっては正社員とほとんど同じように働いていても給与の額などが低く不満が感じてしまうこともあります。特に賞与はバイトとして働いている人に支払われることは非常に少ないと言えるでしょう。

エンジニアのバイトを副業として行うのであれば、そこまで気にしない場合もありますが、本職としてバイトをするのであれば、バイトの期間が長ければ長いほど年収に大きな影響が出てしまいます。

エンジニアのバイトをする方法

エンジニアのバイトをしたいと考えた時にどのような方法で求人を探せばよいのか分からない人もいるのではないでしょうか。バイトをする方法を知っておくことで効率よく働き先を見つけることができます。次に、エンジニアのバイトをする方法を紹介します。

ハローワークで探す

就職活動をする場合や転職を考えているのであれば、ハローワークを利用してはいかがでしょうか。ハローワークではさまざまな職種の求人情報を取り扱っており、今まで利用したことがある人も多いのではないでしょうか。ハローワークを利用するメリットは職員に相談することができたり、近場の職場を探すことができることです。また、以前働いていた仕事を辞めてエンジニアのバイトをしようと考えている人にもハローワークを利用することはメリットになります。

退職した場合には条件をクリアしていれば失業手当を受給することができ、手続きをするためにはハローワークに行く必要があるからです。そのため、ハローワークでエンジニアのバイトを探すことは就職活動をすることができるだけではなく、失業手当を受給することもできるので一石二鳥になります。しかし、手続きが必要になったり、職員に相談するまでに待たされてしまいやすいデメリットがあります。

その他にも営業時間内にしか利用することができないため、仕事をしている人では通いにくいこともデメリットになります。ただし、求人情報を閲覧するだけであれば、パソコンやスマホからでもアクセスすることが可能です。

転職エージェントで探す

バイトを探すのであれば、転職エージェントを利用することもおすすめです。転職エージェントではハローワークよりも幅広い職種の求人情報を取り扱っています。また、エンジニアなど特定の職種のみを扱っている転職エージェントもあるため、利用することをおすすめします。転職エージェントは好きなタイミングでバイト先を探すことができたり、より多くの企業の中から選ぶことができるメリットがあります。

まとめ

エンジニアの仕事は正社員だけではなく、バイトでも働くことができる場合があります。バイトと正社員ではさまざまなことに違いがあり、人によってはバイトとして働いた方が良い場合も