今、働き方も多様性の時代です。
それに合わせてse(システムエンジニア)で独立をする人も増えています。
ここでは、seで独立するための基礎知識と準備しておきたい心構えをご紹介します!
seで独立に興味がある人もぜひおススメの内容です。
seで独立するための基礎知識とは?
会社に所属している場合は、事務手続きなどは会社で行なってくれます。
ただし、seに限らず独立した場合、全て気分で行う必要があります。
ここでは、seで独立するために必要な基礎知識をご紹介します!
独立する前から準備を!
seで独立するということは、今後のクライアントは自分で探すようになります。
独立したら、すぐにクライアントとの仕事がスタートできるように準備ができている
ことが理想的ですね。
例えば、名刺です。
クライアントとの出会いはご縁でもあります。
独立することが正式に決まっているのなら、クライアントとの良いご縁があった時に
しっかりと掴み取っていく力が必要です。
名刺の準備ができていれば、自分のアピールもできますね!
また、ホームページなども独立してすぐに開設できるよう、準備を整えておくと
スムーズです。
独立してからすべて準備をするのでは、時間を有効的に使えていなくてとても
もったいないですね。
独立前からできることをしっかりと進めておくといいですね。
節税対策には青色申告を!
seだけに限らず、独立後は自分で確定申告をする必要があります。
この時、ポイントとなるのが「青色申告」か「白色申告」か、という問題です。
あなたが個人事業主としてseで独立した場合、「開業届」が必要です。
確定申告では、「青色申告」の方が節税対策が有効です。
「青色申告」をする場合は、申請が必要です。
独立前から、「青色申告」のことも考えて勉強しておくと安心ですね。
国民年金・国民健康保険の加入
会社から抜けてしまうと「社会保険」から抜ける必要があります。
seで独立すると、今後は自分で「国民年金」や「国民健康保険」に加入して
お金を納める必要があります。
今まできちんと納めてきた「年金」も、未納になってしまうと老後の支給額が減ってしまう
可能性があります。
また、病気やケガをした時も「保険証」がなければ、全額自己負担になってしまい
大変です。
独立したら、なるべく早くお住まいの役所で手続きをしましょう!
seで独立するために必要な心構えとは?
seで独立するということは、すべてを自分で進めていかなくてはいけません。
でも、その分「やりがい」を感じられるはずです。
ここでは、スムーズな仕事に必要な心構えをご紹介します!
スキルアップは必須!
seの独立で成功するためには、スキルアップは必須です。
一定のレベルで仕事をしていても、同じようなレベルのseが多ければ、その分仕事を
受けることが難しくなってきます。
常に、スキルアップを目指して新しい力をつけることが独立の強みになりますね。
「あなたにしかできない」
そう思わせることが、seで独立して成功するためのポイントです。
円滑なコミュニケーション
クライアントとの信頼関係は、とても重要です。
「しっかりとした信頼関係を結ぶことができるか」が、今後のカギにもなってきますね。
そのため、コミュニケーションはとっても大切です。
seで独立すると、あなたの考えがしっかりと通せることが最大のメリットです。
でも、それは時として上手くいかなくなってしまう原因にもなります。
「相手の話をしっかりと聞く」
これが、コミュニケーションを図る上で、とても大切なことですね。
収入に大きく影響!営業力
会社に所属していたら、毎月の給与は約束されています。
しかし、seで独立するということは、毎月の給与は約束されていないということ。
収入があるか?ないか?は、自分の力次第という厳しい現実があります。
そこで、「営業力」です。
自分の強みや、得意分野をクライアントにいかにアピールできるかがポイントです。
ノートなどに自分の強みや、得意分野を書いて、可視化することで自分のことが
より分かるのでおススメです。
自己管理がいちばん大切!
seで独立するということは、責任も全部自分にあるということです。
きっと独立後は「頑張らなくては!」と、無理をしてしまうはずです。
でも、頑張りすぎて体を壊してしまっては本末転倒です。
しっかりとしたスケジュール管理で、「仕事」と「休息」のメリハリをつけたいですね。
何といっても「健康」がいちばんです。
seで独立後の具体的な働き方とは?
「seで独立したい」
何となく思っていても、実際どんな働き方があるのか分からない人もいるはずです。
ここでは、seで独立後の具体的な働き方をご紹介します!
興味のある働き方があったら、自分でしっかりと調べてみることをおススメします。
詳しく知ることで、ボンヤリしていた景色がハッキリと鮮明になるはずです。
フリーランス(個人事業主)
se独立後、とくに多い働き方が「フリーランス」という働き方です。
「個人事業主」とも呼ばれています。
クライアントから案件を請け負う「業務委託」という働き方が特徴です。
この場合、自宅で仕事をする人もいれば、会社に出向して働く人もいます。
メリットとして、働き方に自由があるという点です。
自分のスキルや経験を活かしやすい働き方と言えますね。
起業(会社設立)
会社を設立する「起業」という働き方もあります。
これは、法人として会社を設立して新規事業を始めるというパターンです。
「フリーランス」の場合は、クライアントの要望に応える形の仕事です。
でも、「会社設立」は明確なビジョンがあって起業をします。
あなたの「やりたいこと」を、仕事につなげていくことができるんですね。
中には、「フリーランス」で働いてスキルと経験が豊富になり「やりたいこと」が
明確になって「起業」する人もいます。
同じ思いの仲間など、複数で起業するケースもあります。
ただし、会社を設立するためには、多額の資金が必要となります。
それでも、「起業」は、あなたの夢を形にするチャンスでもあります。
ITコンサルタント
se独立後、「ITコンサルタント」の道に進むケースもあります。
「ITコンサルタント」とは、企業の経営方針に基づいて課題などを、ITを用いて
解決に導くという仕事です。
企業をより良い方向へ導いてあげるんですね。
seは、システムの開発や構築、改修などの仕事ですので、「ITコンサルタント」は
一見方向性が違うと感じるかもしれません。
でも、このような場合「ITコンサルタント」とseは共同で作業することが多くあります。
「ITコンサルタント」は、seの基礎知識はもちろん、経営戦略などの分野にも特化して
います。
将来「起業」を考えている人には、経験として相応しい働き方とも言えますね。
まとめ
seで独立を考えているなら、まずは独立のための基礎知識をしっかりと理解して
おくことが大切です。
「自分がどの方向に進みたいのか?」
「そのために今できることは何なのか?」
自分がやるべきことを、しっかりと見つめることが今後の働き方にも大きく
影響してきます。
se独立は、「あなたらしい働き方」ができるということですね!