1 プログラミングを学んでいる人の中には、将来プログラマーになりたいと思っている人は少なくないのではないでしょうか。プログラマーとして企業に所属して働くタイプとフリーランスで働くタイプの2種類あります。
フリーランスで働くと自分の時間を自由に使うことができるので人気があります。仕事をする時間や場所に囚われたくない人におすすめの働き方です。
今回は、そんなフリーランスプログラマーとして働く上でのメリットやデメリット、仕事を獲得する方法をご紹介していきます。
フリーランスプログラマーとは？
フリーランスとは、独立した個人が業務を請け負うことを言います。様々なクライアントと契約を結ぶことができるので様々な仕事を請け負うことができます。そのため、幅広い知識やスキルが必要です。言い換えてみると豊富な知識を身につけていれば様々な案件を受注しやすくフリーランスでも安定的に稼ぐことができます。
その中でもフリーランスプログラマーは一人で様々なプロジェクトに参加。フリーランスでもチームベースで働くものもあれば個人だけで請け負うものもあり仕事内容は様々です。企業に所属するプログラマーと違うことは自分で仕事を獲得しなければいけないことです。仕事を獲得するにはIT知識や経験だけではなく、コミュニケーション力も必要なため色々なスキルが求められます。
フリーランスになる手順
フリーランスになるためには、開業届と青色申告承認申請書を記入・提出する必要があります。もし申請する上でわからない事があれば、税務署へいって相談すると良いでしょう。
さらにフリーランスになるにあたって、お金の管理も必要です。仕事用の口座を作ったり、自宅が事務所になる場合は光熱費をその口座から引き落とせるように設定しなければなりません。お金を管理する上でもっとも大切なことは、売上計画を立てる事です。必要な経費を洗い出し、あらかじめ計画をねることで、不安を抱えずに済みます。
フリーランスになるメリットとデメリット
フリーランスは良い面もあれば悪い面もあります。
まずフリーランスプログラマーのメリットから伝えていきます。以下の通りです。
・時間や場所に囚われずに仕事ができる
・出勤のストレスから解放される
・案件を自分で選ぶ事ができる
企業に勤めていると人間関係や長時間の出勤などストレスに感じる要因が様々あります。フリーランスになることで、こういったストレスから解放される事ができます。仕事によって自分のライフスタイルを諦める必要もないので、結婚や出産で時間を作るのが難しい女性におすすめの働き方とも言えます。さらに介護が必要な家族を抱える家庭でも働きやすい環境です。
一方で、フリーランスのデメリットとして以下のようなものが挙げられます。
・社会的信用を獲得するのが難しい
・収入が安定しない
・人と関わり合って働く機会が減る
・確定申告を自分自身で行う必要がある
社会的信用を獲得するのが難しいため、住宅ローンを組む事ができなかったり、銀行からお金を借りる事が難しい場合もあります。もし会社員として働いていれば、ローンも組めますし、お金を借りることもできるため、人生設計を考えた上でフリーランスになることがおすすめです。
フリーランスプログラマーになるためのスキル
フリーランスプログラマーになるにあたって、自身の適性を知ること、ITスキルや知識を身につける事が必要です。スキルを身につけるためのおすすめのサイトやスクールをここで紹介していきます。
DMM WEBCAMP
DMM が運営するWEBCAMPは、基本的な知識を学ぶ事ができるだけではなく、転職時に自身の強みになる応用的なプログラミング学習まで幅広く取り扱っています。また、自分で知識を身につけるのではなく、ライフコーチがサポートしてくれるため、疑問点もすぐに質問できます。わからないことや難しいことをすぐに解決できるので、途中で諦めずにIT知識を身につける事ができます。
Progate
ITスキルを初めて身につける方や、プログラミングを今まで習った事がない方におすすめのサイトです。楽しみながらプログラミングスキルを身につける事ができます。キャラクターが物語形式でプログラミングを教えてくれます。さらに、初心者向けの内容であれば無料です。そのため、無料の内容でプログラミングが自分にあっているか確認する事ができます。上級内容は月額980円から受ける事ができ、少ない費用でプログラミングを始めたい人におすすめです。
COACHTECH
プログラマーの現場で使える開発レベルのプログラミングが学べます。カリキュラムの中でも受講中に身につけた開発技術スキルを用いて、経験のあるエンジニアとともに案件を担当できるサービスがスクールの中で人気があります。案件獲得や就職先を見つける活動を応援してくれます。そのため、フリーランスのプログラマーを目指す方にとって1番プログラミングスキルを学ぶ近道になるのではないでしょうか。
案件や仕事を獲得するためには？
フリーランスプログラマーとして活躍するためには仕事を受注しなければなりません。ここでは仕事を受注する方法を挙げていきます。
クラウドソーシングサイトを活用する
フリーランスとしてもっとも報酬を獲得しやすいのがクラウドソーシングを使った案件獲得方法です。クラウドソーシングの有名なサイトとしてクラウドワークスやメンタなどがあります。その中でもメンタは、フリーランスプログラマー向けなので好みの仕事を見つける事ができるでしょう。
フリーランス向けの仕事紹介サイトに登録する
仕事紹介サイトに登録すると多くの案件を獲得する事ができます。その中で自身の好みにあった案件を比較検討できるのでやりがいを持って仕事に取り組めます。プログラマー向けの仕事紹介サイトにはレバテック、テクフリなどがあります。
レジュメ経由で案件を獲得する
クラウドソーシングや仕事紹介サイトのプロフィールにレジュメを掲載していると、そこから案件を獲得する事ができる可能性もあります。さらにグランピングのプロフィールに簡単なレジュメを載せているとそこからダイレクトメッセージでスカウトが来ることもあるでしょう。そのためにも、レジュメを掲載する場合は、実績やスキルについて具体的に詳しく記載しておくと良いかもしれません。
友人に紹介してもらう
今までプログラマーとして企業で働いていた方や、プログラミングスクールを卒業された方にはプログラマーの人脈を持つ友人がいるかもしれません。そういった友人に紹介してもらい案件を獲得する方法があります。ただし、相手の経験値が低かったり実績が必要になったりと揉めやすいのも一つあります。仕事を紹介してもらう前に条件や内容を明確にすることを心がけましょう。
まとめ
フリーランスプログラマーとして働くことは、自由な時間と場所を選べる魅力的な働き方です。自分のライフスタイルに合わせて仕事を選び、ストレスなく働くことができます。しかし、社会的信用の獲得や収入の安定性など、デメリットも存在します。十分な準備とスキルを身につけることで、フリーランスプログラマーとして成功するチャンスを広げましょう。
仕事を獲得するためには、クラウドソーシングサイトや仕事紹介サイトの活用、レジュメの掲載、友人の紹介などが有効な手段です。自身のスキルと経験を的確にアピールし、仕事を受注するための努力を惜しまないことが重要です。
フリーランスプログラマーとしての成功に向けて、この記事で紹介された情報やヒントを活用し、自分の夢を実現させましょう。自由な働き方と成果を手に入れるために、努力と情熱を持ってプログラミングの世界に挑戦してください。
